ページトップ

DAYS

つくり手

2010.11.06

ステンレスとヒノキのコト

[ つくり手 ]

早いもので11月。
先週、福岡での巡回展も無事終わりました。
次は12月に芦屋です。
今回の巡回展から生産背景などを伝えるバナーの展示もしていますが、
HPのコトというページではプロジェクトごとのつくり手や参加デザイナーなどを紹介しています。
新しくステンレスとヒノキプロジェクトも加わりましたのでどうぞご覧ください。

こちらのつくり手の方がつくったプロダクト、もう少しでモノページでもお買い求めできるようになります。
お楽しみに。



2010.06.11

工場でみつけたもの

[ つくり手 ]

昨日に続き今日も岐阜の新井さんのところのお話。

新井さんの工場でたくさんのものをみつけたので紹介していきたいと思います。
まずはこちら

2010060901.jpg

にっこり笑う村澤さんではなくて、棚の隅にあったにっこりしたもの。
このにっこり部分をつくるのは大変だったそう。
横からみてみるとわかりますが、不思議な溝の形。
「どうやって刃をあてたんですか?」と尋ねたら、「こうやって?」と実演してくれました。
実演をみてなるほど、大変なことになってます。

そして次はこちら

2010061101.jpg

新井さんが趣味でなんとなくつくったという文鎮。
ちょっとサイズが大きいし、ヒノキだと軽いけどかわいいからいいや。
お土産にもらって帰ったら娘がずっとなでなでしています。

木工所ではいろいろな刃物を使いわけています。
新井さんのところにはそんな刃物を研ぐ部屋がありました。
刃物と研ぐための機械しかない部屋。
刃物の棚にはびっしりと。
他にもいろいろな刃物があります。

2010061102.jpg

こんな昭和のかおり漂うレトロな刃のケースも発見。

2010060905.jpg

工場には面白いものがたくさんあります。
次もあたらしい発見があるかもしれません。楽しみです。



2010.06.10

岐阜にて

[ つくり手 ]

新しいプロジェクトが始まり、昨日は村澤さんと岐阜の木工所へ打ち合わせに行ってきました。
実は数年前に村澤さんの紹介でこの木工所、新井さんに出会っています。
立ち話はしていたもののなかなかゆっくり話すこともできませんでしたが昨日はついに念願の工場見学です。

岐阜県の付知は木曽五木といわれる地元の針葉樹、あすなろ、さわら、ひのき、ねずこ、こうやまきを使った、
食べ物に関わる木工製品(お寿司屋ののってる下駄みたいなものや、落し蓋などいろいろな道具)が得意な産地です。

そんな付知にある新井さんのところでは主にブラシの柄や木のへらなどをつくっています。
窓際にはブラシの柄見本がずらり。

2010060907.jpg

こんな初めてみる機械もありました。
昔ながらの汎用機ですがこれはいいですね。

2010060902.jpg

いつも思うのですが、同じ機械でも工場工場で全く違う使い方をしていたりします。
それがその会社の独自性になっていて、工場の人は「面白くないよ普通だよ」なんていっちゃいますが、
そこが面白く村澤さん同様に工場オタクなわたしにはツボなのです。

ブラシの柄のような小さいものをつくっているかと思うと、昭和38年製のシブイ機械で丸太を製材をしていたり、
なんだか面白いです。
横にある台車のようなものに丸太をのせ、村澤さんの目線の先にある刃物で製材していきます。

2010060903.jpg

製材の機械についてる銘板も時代を語ってます。

2010060904.jpg

肝心の打ち合わせも進みました。
これからやりたいことがふつふつと。面白くなりそうです。

工場内で面白いもののたくさん発見したのでそちらは次回紹介します。
お楽しみに。



2010.04.06

新しいプロジェクト

[ つくり手 ]

昨日は村澤さんと一緒に佐野・足利の工場めぐり。

工場めぐりの様子は村澤さんの股旅デザインでも詳しく
紹介していただいているのでこちらもごらんください。

工場見学の前に腹ごしらえしたのは、名物佐野ラーメン。
いろいろ調べて、今回お邪魔したのは宝来軒
ちなみに村澤さんのページではチャーシュー麺ですが、
わたしはシンプルなラーメン。
手打ち縮れ麺で元気をつけます。


2010040501.jpg

食後1件目にお邪魔した佐野の工場は、今すぐに何か取り組む
というよりじっくり時間をかけて一緒に取り組んでいこうと
思ってます。
なのでご紹介はまたあとで。

 

そして足利に移動し、前回お邪魔したあの工場
どんなことが一緒にできるか熱い話をしたあと一緒に現場へ。
機械を前に写真左の齋藤さんと村澤さんがスケッチを見せながら
こんなことできるかどうか?という話しています。

 

2010040502.jpg

写真の機械は三菱製の初期のもの。
もう現存するのは日本に3台くらいだそうです。
工場にはハイテクな機械もありますが、汎用のローテク機械・道具
が並びます。
小ロットでモノをつくっていくため、それらの機械・道具を
創意工夫してうまく使っているのです。

これから、この工場と一緒に新しいプロジェクトを進めて行きます。
おもしろくなりそうです。



2010.03.11

現場と一緒に取り組む

[ つくり手 ]

日々、いろんな工場に足を運びます。

わたしがまわっているところは、ほんと小さな小さな工場や

工房。

みなさんが知っているようなもののパーツ加工を

下請けの下請けで行っています。

そういう現場の仕事は感覚が大事な仕事が多いです。



先日訪ねた工房で、mother toolのことを話したら、最初

ものすごく警戒されてしまいました。

比較的警戒されない方なのですが、、、

過去にデザイナーとの取り組みで懲りてトラウマになってしまった

のだそうです。

現場をまわっているとそういう産地がたくさん出会います。



「図面が出てきたものをつくればいいんですね。」

そのコトバを聞いたとき、少し悲しくなりましたが、

つたない言葉で「そうではなくて、素材や技術のよさを

引き出せるように一緒に何ができるか考えたい」と伝えました。



そうして、いろいろと話していくうちに、だんだんと心を

開いてきてくれました。

こういう現場の方が取り組みが形になってきたとき、仲良く

なれそうな気がしています。

同じ目線で向き合う。

その大切さを日々感じています。



2010.02.17

素材探しの旅

[ つくり手 ]

ひょんなことで手にした洗濯バサミ。



1本の線材を曲げて作られています。

また変なこと言ってると思われてしまいますが、これがなんかいいのです。



いつものように工場にお邪魔してきました。

通常バネはバネ屋さんがつくっています。

でもバネ専業ということでもなさそう。おもしろそうです。



この工場は金属の曲げや板金プレスの加工を主にしていて、

防犯用のサスマタなんかもつくってます。(笑)

なんでも写真の洗濯バサミは海外生産になって、今ではほとんどつくって

いないそう。

バネ部分の曲げが難しいそうです。

外国製のものはバネ部分が弱く、「ステンレス製の洗濯バサミはすぐ壊れてしまう」と思われてしまうのが悲しいと話してくれました。

この会社で作っていた洗濯バサミは、バネ部分をライターなどであぶると強度が増すそう。鍛冶屋さんの原理ですね。





工場には特別変わった機械はありません。

すべて汎用機です。

金型や治具もつくります。

それは1個からでもお客さんと一緒につくっていくからだそう。

せっかくできた技術はいつもまねされてしまうそうですが、

「まねされたら違う新しいことをやればいいのだから」

というバイタリティー。



初めて会ったとは思えない、親近感あふれる社長さんと2代目にちょっと感動

しました。



mother toolをはじめてから、現場の人の人間力を感じます。

顔が見える人とああでもないこうでもないと、同じ目線で向き合って

それにあわせた道具(機械)を創意工夫して使い、使い手からの意見も

現場へフィードバックする。



そういうことができる関係が大事なんだろうと思います。



素材探しの旅は続きます。



2009.12.08

森のバターチャーン

[ つくり手 ]

バターチャーンの取説てぬぐい試作で、問題だった染めによる

文字のつぶれなど気になるところをエーランチさんに修正してもらい、

いよいよ初回ロット発注が出来上がってきました。

アミタさん・村澤さんのチェックもOK。



昔からの技法、注染では文字など細かい部分を染めることが

できないので、いろいろなてぬぐい屋さんを探しました。



そして落ち着いたところが手捺染(てなっせん)です。

1色ごとに型を作り、色糊をへらで生地に刷り込んでいく製法です。

注染では難しい細かい柄も表現できます。

通常、この製法は裏面が白くなったり、周囲の余白が必要だったりと

制限がありましたが、今回お願いしているところでは1枚づつ丁寧に

刷り込んでいく事で、それらの問題もクリアすることができました。







取説が出来上がってくるとともに、バターチャーンワークショップ

をしたいという方が増えてきました。

世田谷ものづくり学校では、かなり人気のワークショップになりつつ

あります。

また結婚式のキャンドルサービスのかわって、新郎新婦+参列者が

一緒のバターをつくるワークショップなども行われました。

結婚式にみんなでフリフリって楽しいですね。



いよいよ発売にむけてラストスパート。

先週、アミタさんと最終調整を行いました。



森のこと・うしのこと・牧場のことが、わかっちゅうスグレモノの

取り説てぬぐい。

牧場でワークショップをした帰りのおみやげにぴったりです。



2009.09.29

awasefuについて

[ つくり手 ]

お店でもよく「この素材は何ですか?」ご質問をいただくので、

今日はawasefuについて説明をしたいと思います。



awasefu=合わせ布

これは人工皮革を2枚貼り合せるところからきています。



人工皮革と聞くと安っぽく感じてしまうかもしれませんが、

awasefuに使われている素材は、しっとりとしていて肌触りが心地よい

最高級の人工皮革。

実は、天然のスェードよりも通気性に優れるほか、シワもつきにくい

などの特徴を持っています。



そんなこともあり高級車や特別仕様車など、クルマのシートや

ソファの貼り地などによく使われています。

本皮と違い洗濯ができ、洗っても風合いは変わりません。



最高級な素材を独自の技術で2枚貼り合せることで、断面も美しく

張りのあるリバーシブルの生地になります。



やさしくタフな生地で、長くそばに置いてもらいたい道具をつくって

います。



そうそう、お知らせがあります。

人気のawasefu動物ホルダー新しい仲間が加わる予定です。

今度のコも人気物になりそうな予感がします。





2009.08.22

ウクレレ工場

[ つくり手 ]

暑い日が続いていますが、去年より格段にすごしやすかった

気がします。気のせいでしょうか?



暑い夏にはホルモン焼き!と思い、中トロホルモンがオススメの

ホルモン焼き屋など、足利テクシーマップに数件、新しいお店を

UPしました。



お店にもこの地図は置いてあるので、ぜひ足利散策してみてください。



さてさて、実は少し前にウクレレ工場へ行ってきました。

足利遠足のオープニングパーティーでウクレレを演奏してくれた

社長さん。

その社長さんの会社ウクレレ工場が群馬にあるんです。

以前から気になっていた会社なのですが、偶然にも知人が知っていて

見学させていただきました。



ウクレレ製造本気な工場は国内にここだけらしく、高木ブーさんなど

著名人も愛用する逸品です。



村澤さんと一緒に仕事をするようになり、家具の工場はみることは

あっても、さすがにウクレレまでは攻めてませんでした。



家具とは、また違った面白い工場です。

仕掛品はまるで曲げわっぱのよう。





あなどれません。

社長さんもポーズをきめてくれてぱちり。



工芸品や民芸品でもないし、地場の産業でもない。

でもこういう中にも、人の手仕事がぎゅーっと入ってる。

そういうことをいろいろな人にもっと知ってもらいたい。



どこか遠くの知らない機械が作っているように思われてしまいがち

だけれど、たいていのものに、手仕事や長年の勘が入っているんです

よね〜




2009.07.16

新作開発中。

[ つくり手 ]

昨日mother toolがある群馬県では37.7度だったそうで。

そりゃ暑いわけですね。。。

みなさんも熱中症にはご注意ください。



DMではお知らせしていませんが、24日から始まるイベント

「足利遠足09」では、「アルミと木を使ったあかり」の他に

アワセフ新作も発表します。



今回の新作デザインは磯野梨影さんです。



そして先日アワセフ加工をしてくれているNKさんで、試作の

打ち合わせや色決めなどを行いました。



今まで平面的な商品が多かったのですが、立体的でとっても新鮮。

リバーシブルな生地を活かしたプロダクトです。



すごくかわいいです。ふふ。



24日には発表できるよう急ピッチで試作をしています。

みなさんお楽しみに。